タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の78枚から成るカードで、タロット・パック、タロット・デッキとも呼ばれています。
大アルカナ(だいアルカナ/major arcana)は、神秘的な絵(象徴画)が描かれた22枚のカードです。
小アルカナ(しょうアルカナ/minor arcana)は、「カップ」「ワンド」「ペンタクル」「ソード」の4種類のスートから成る、トランプに似た56枚のカードです。
このタロットカードを 占いのツール として用いたのが、広く知られるタロット占いです。
タロット占いは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚を合わせた、78枚で占うことができますが、大アルカナ22枚だけでも占うことができます。
各カードの解説ページを作りましたので、参考にしてみてください。(印刷データもあります)
タロット占いは、ト術(ぼくじゅつ)の一つで、質問に対して、道具(タロットカード)を使って偶然に出た形などから、答えを導き出すものです。
一般的な占い方は、
カードを決まった配置に置き、そこに出たカード(象徴画)が持っている意味から、現在や未来を読み取る方法。
カードの天地が正しいときは 「正位置」、逆さになっているときは 「逆位置」 と言い、「逆位置」のときは、カードの意味を反対にしたり弱めたりして解読します。
占いを行う者は、カードが示す答えを質問者の状況に当てはめ、無意識・潜在意識の中からカードのメッセージを導き出していると考えられています。
それぞれのカードが持つ基本的な意味を理解しておくとスムーズに占うことができます。
■最終更新日:2012年12月1日 ■参考図書:タロット大全 ─ 歴史から図像まで(伊泉 龍一)