どちらがいいか決めかねたとき、たよりにしているのはタロット占いの“二者択一法”です。
人に訊けない悩みや、あえて人に訊くほどでもない悩みがある・・・、そんなときとても役立っています。
たとえば、その名の通り、こんなことを占います。
例) 「飲み会の出欠はどちらがいいか?」
飲み会に出席する ≫ 「選択A」
飲み会に欠席する ≫ 「選択B」
このように、「選択A」と「選択B」を決めて占います。
(1) まず、【カードの並べ方】をご覧ください。
【カードの並べ方】
カードを5枚使います。それぞれのカードの意味は
@ 現在の本人の立場・希望
A 「選択A」を選んだ時の、関わっている物や人の状況。(相手がいるなら、相手の気持ち、状況)
B 「選択B」を選んだ時の、関わっている物や人の状況。(相手がいるなら、相手の気持ち、状況)
C 「選択A」を選んだときの本人の結果
D 「選択B」を選んだときの本人の結果
(2) 占いたいことについて、どちらを「選択A」、「選択B」にするか決めてください。
もう一回、例を参考に・・・
例) 「飲み会の出欠はどちらがいいか?」
飲み会に出席する ≫ 「選択A」
飲み会に欠席する ≫ 「選択B」
(3) 決まりましたら、そのことについて考えながら、シャフルとカットをしてください。
(4) シャフルとカットが済んだカードの一番上のカードから順番に@〜Dへ1枚づつカードを裏向きにして並べます。
※ カードの上下が逆さにならないようにめくってください。 ≫カードのめくり方
【リーディング例】
二者択一法のリーディング例をご紹介いたします。
さて、どんな結果になったでしょうか、質問者は本当にしたかったことに気付きます。
質問!
「最近、職場の環境がよくなく、ストレスがたまる一方である。
今なら、辞めるのにタイミングがいいように思える。
転職したほうがいいですか、しないほうがいいですか?」
転職する ≫ 「選択A」
転職しない ≫ 「選択B」
@ 本人の立場、希望・・・「死に神」
タロット付録の解説書に死、破局、よくない変化とありますが・・・
絵は死神によって死んでいく人々が描かれています。死とは生き物すべてにおとづれること、
生き物は死んで土へ帰り、その魂は再び生まれ変わる・・・死と再生、生まれ変わり。
死とは、現実的な死としても意味ではなく、人間関係や立場と考えられます。
質問者は現状維持しようと考えていない、心機一転したい。
A 「選択A」を選んだときの勤め先(上司)の状況・・・「カップの9」(逆位置)
絵には満足そうな成功者が描かれています。逆さにしてみると・・・
期待はずれ、チャンスは到来しない。不満。
B 「選択A」を選択したときの結果・・・「カップの7」
絵にはすばらしい宝物を妄想している人が描かれています。
質問者はいくつかの選択肢に直面する。
または、現実がみえていない。妄想している。
C 「選択B」を選んだときの勤め先(上司)の状況・・・「カップの3」
絵には3人の人物がたのしいそうにしています。
調和がとれる。心地いい状況。
D 「選択B」を選択したときの結果・・・「ペンタクルの7」
絵には不満そうな農夫が描かれています。
実りはあったが満足できない。不満がある。
【総合結果】
質問者は、転職しても次に何をしたいか決まっていないとのこと、やりたいことはたくさんあるそうですが・・・まさに夢をみている状況。ですが、ペンタクルの7の農夫のままにはなりたくない、勤め先での現状に限界も感じているとのこと。結局、不安ではあるが退職することに・・・。カップの7がでたことで、なにがしたいのか見極めること、計画を具体化することが必要と気づいたとのことです。
2010年7月29日更新
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