タロットカードにはいろいろな種類がありますね。
どんなカードを選んだらいいのか、選び方を本当に迷ってしまいます。
タロットカードは、いくつかの “系統” に分類できるので、自分に合うと思える系統のタロット を選んでみましょう。
思い起こすと、わたしが一番最初に買ったタロットカードは
数十年前に、本屋さんに売っていた児童向けのタロット入門の本でした^^
(調べてみたら、学研のユアシリーズ「タロット恋占い」という本のようです。なつかしいぃ)
付属のタロットカードは少女漫画家が描いた、ウェイト版 をモチーフにした良くできたものでした。
初めてタロット占いをする方には、
解説書にオリジナルのタロットカード(22枚)が付属されているもの がいいかもしれませんね。
とっても手軽にタロットができますよ^。^
タロット占いを始めたばかりのときは、タロットの解説書を読みながら占うので、
カードの絵柄はどんなものでもよさそうです。
好きなアーティストやタロティストのカードで選ぶのも楽しいです。
わたしは、その後、天野喜孝さんのカード付きのタロット本を購入しています。
だんだんタロット占いに慣れてくると、大アルカナ(22枚)だけでなく、
小アルカナも足した78枚で占いたくなるかもしれませんね!
78枚で構成されて現存しているタロットには、様々な系統がありますので
いくつかの系統に分類してみます。
分類1 古典タロット系
分類2 マルセイユ・タロット系
分類3 ライダー・ウェイト・タロット系
分類4 トート・タロット系
強引に4つに分類することができました。
まだタロットとしての標準がきまってない古い時代のタロット。
カードの枚数、カードの種類が決まっていません。(不明な点が多い)
カーリー・イェール版、ビスコンティ・タロットなどで、油彩の美しい絵が描かれています。
17世紀〜、古典タロットから派生したフランスで作られた木版画のもの。
また、そこからアレンジしたもの。
もとは、おもにゲーム用として作られました。
大アルカナの8番目が「正義」のカード、11番目が「力」のカードになっています。
小アルカナは象徴画ではなく、スートのマークが描かれています。
≫ マルセイユ版のタロットカード
20世紀の1909年、学者であり、魔術師のアーサー・エドワード・ウェイトが創作したタロット。
また、そこからアレンジされた数々のバリエーション。
ライダー版とか、ウェイト版、ウェイト・スミス版などと呼ばれています。
さまざまなタロットカードを研究し、作成されたようです。
大アルカナの8番目が「力」のカード、11番目が「正義」のカードに順番が入れ替えられています。
また、小アルカナ(56枚)が、ストーリー性のある象徴画に書き換えられました。
≫ ライダー・ウェイト版のタロットカード
魔術師であるアレイスター・クロウリーが創作したタロット。
実際にタロットカードとして発売されたのは、クロウリーの死後、何年も経った1969年になってから。
カードの絵柄は伝統的なものとは大きく異なっています。
(たとえば、大アルカナのタイトルは以下の様に変えられています。
「正義」⇒「調整」、「力」⇒「欲望」、「節制」⇒「技」、「審判」⇒「永却」)
また、前衛アートの様な絵柄で、見るものに強烈な印象をのこします。
おおよそ現在発売されているタロットは、
マルセイユ版のバリエーションか、ウェイト版のバリエーションでしめられています。
≫ トート版のタロットカード
わたしの場合なのですが、
会社の同僚などから「タロット占いして!」と頼まれるようになりまして、
そのとき、タロットの解説書を読みながらでは、なかなかスムーズにはできなくて困ってしまいました。。。
そんなとき、井上教子さんの「タロット解釈実践事典」を読んで、
「ライダー・ウェイト・タロット」のよさに改めて気付きました。
ウェイト版は78枚のカードのすべてにおいて、一貫性のあるシンボル、構図、色遣いで描かれています。
なので、描かれている絵からなんとなくカードを読んだりせずに
構図、描かれているモチーフ、色遣いから、答えをイメージすることができるようになることでしょう!
(ずっと気付かずに使っておりました・・・)
「マルセイユ版」の古風な絵柄も大好きなのですが、そもそもゲーム用のカードとして作られており、
小アルカナがスートのマークです。初心者の方には覚えるのが少々難しいかもしれません。
ちょっと前のお話ですが。。。
あるタロット占い師Aさんが内輪で話題になっておりました。
Aさんの話題をしていた、ある日、たまたま行った自然食品のレストランにその方が居てびっくり。
親切なAさんはそこで鑑定してくれたのでした。^^
だいたいのカードでしたら、見てタイトルがわかるのですが
Aさんが引いたカードは、何のカードか全然わかりません。。。。
奇麗な色彩の、とってもかっこいい印象的なタロットです。
あとで、それが「トート・タロット」だと知ったのでした。
◆タロット占いしてみませんか?
◆タロットでどんなことを占いますか?
◆どんなタロットカードを選びますか?
◆タロットカードについている小冊子とは?
◆タロットカードを購入したらすることは?
◆カードの意味を知らなくても占える?
◆タロットカードのリーディング(読み方)のコツ
◆タロットカードの正位置と逆位置
◆タロットカードの浄化と保管
◆タロットQ&A
|