鏡リュウジさん著の「タロット こころの図像学」で紹介されていた占い方法です。
アメリカのタロット占い師、S.トムソン、R.ミュラー両博士が考案したものをもとにしているそう。
自分の状況や問題点をはっきりさせたい人にぴったりの占い方法とのことです。
使用するカードは2枚のみ。「ケルト十字法」の最初の2枚を使うイメージです。
(1)シャッフルとカットを済ませたカードを用意します。
(2)カードの山の一番上から、1枚ずつ順番にカードを表向きに並べます。
@は現在の状況
Aは問題の所在や希望の実現をはばむもの、または、試練。
鏡リュウジさんの占い方をみならって、カードの正位置、逆位置にこだわらず占っています。
また、使用したタロットは「トート・タロット」です。「ウェイト版タロット」と「トート・タロット」と比べると
「トート・タロット」は前衛アートの様な絵柄で、描かれているシンボルも違っています。
また、カードのタイトルも一部違っています。
質問!!!「ストレスから勤めていた会社をやめ求職中ですが、次にどんな仕事をしたら良いか考えつきません。
今は、勤めているときにできなかった趣味に時間を使っています。社会復帰できるか心配です。」
絵がよく見えるように上のカードを並べてみました。
@ 現在の状況・・・「運命の輪」
いくべきところへ行くというカード。積極的に職を探しているというより、趣味に時間を使っているということなので、今の状況をあるがままに受け入れる、または流れにまかせている、くつろいでいる様子がうかがえます。
A 試練・・・「星」
信頼をあらわすカードです。自分を信じること。質問者は、求職中とのことですが、できたら趣味をいかしたことをしたいとのこと。でも、一方ではそんなことは無理と思っています。
カードに描かれている女性は星からエネルギーを受取り、それが、地上でおのずから形づくるのにまかせています。
【総合結果】
質問者はただ時間がすぎるのを待っているわけではなく、今までできなかったことに時間を使って、有意義に過ごしているとのこと。
自分を信じてやりつづけてみるとのこと。その結果はおのずとあらわれてきそうです。
2011年2月20日更新
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